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「意見書」を直接提出しました

先日開催した「京都会館再整備に関する意見交換会」を経て、
「京都会館再整備に関する意見書」を去る24日提出しました。
提出した意見書はこちらからダウンロードできます。

そして昨日2月28日、賛同者の皆さんによる署名を持って、
意見書の説明に京都市役所へうかがいました。
今回の提出にあたり、舞台芸術に関わる方に限らず
多くの方々から賛同を頂くことが出来ました。
感謝申し上げます。

京都会館の再整備を担当している文化芸術企画課の方々に、
「2020年の京都の舞台芸術環境を考える会」の趣旨、
意見書に盛り込んだ提言について説明をしました。

「考える会」の意見書は、改修がよりよい形で実施されるための
提言だと説明しました。
ただ同時に、23日の意見交換会で議論されたような、
どのようなプロセスでこの計画が進められているのか、
という計画の前段階について疑問を持つ方が多い現状も伝えました。
というのも、これまで改修について様々な立場からの意見を「ヒアリング」
という形で京都市は行なってきました。
その結果、ヒアリングを受けた個々人から計画にまつわる情報が伝わり、
その情報の食い違いが憶測を呼ぶことにもなりました。
これが、意見交換会で「プロセスが不透明ではないか」という議論を呼んだ
一因だとも思います。
この点も指摘した上で、市民と行政の関係性が改善されるためにも、
意見を集約させる立場のひとつとして「実演家(専門家)を検討委員会に組み入れる」
という提言を盛り込んだ旨を説明しました。

もうひとつの提言にある「創造する劇場」ということについてですが、
「創造する」というフレーズ以前に、「劇場」というときの意味とその重要性について、
舞台芸術に携わる我々は、活動・言説双方でまだ充分に伝えることが
できていないのだと実感しました。
本来、受益者が誰かをきちんと意識した上で運営しなければ、
その文化施設は目的を定められないはずです。
(例えば「京都市美術館」は、市民サークルの使用と企画展を天秤にかけたりはしません。)
「使う人」のための施設なのか、「観る人」のための施設なのか、
もちろん経営上、織り交ぜていくことは実務的に必要でしょうが、
方針を定めることは必要だと思います。
当会は、京都に芸術的な視点によってプログラムが決まる
「劇場」が必要だと考えています。
「観る人」にが作品や情報にアクセスする拠点、あるいは京都の舞台芸術シーンを発信する拠点
としての「劇場」が必要だと言っても良いと思います。
今後もこの点については、さまざまな方法で行政とコミュニケートしなければなりません。

今回の意見書がどのような形で扱われるのかは分かりません。
しかし、少なくともハードの詳細が決まってしまう前に、
ソフトに関する議論に先に入ってもらいたいと切望します。
そこで議論がきちんとなされて、
「今京都にとって必要な劇場のすがた」がメッセージとして立ち上がらなければ、
京都で活動する実演家たちは、新しい京都会館にどのような関わりも持ちにくいと考えます。
そのような結果にならぬよう、「考える会」は引き続きリサーチと提言を行なっていきます。

なお、今回の意見書に関する回答ですが、
回答の方法自体も検討したいと云うことでしたので、
具体的な期日は決定していません。こちらからは、年度内に頂きたい旨を伝えました。

以上報告でした。

(発起人:橋本裕介)
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2020kyoto

Author:2020kyoto
京都を拠点に活動する制作者・技術者の有志による、10年後の舞台芸術環境についてビジョンを描くための勉強会です。

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